カール・マルムステン工芸高校
カール・マルムステン工芸高校_b0108779_22421386.jpg
いま東スウェーデン地域国際コーディネーターのウラカーリン・二ルソンさんからメールが届きました。どうやらスウェーデン派遣事業で、カール・マルムステン工芸高校(大学)への視察訪問が可能になりそうです。メールには全面的に支援して下さるようなことが書かれていました。カール・マルムステン工芸高校は、スウェーデンの近代家具デザインの巨匠カール・マルムステンが創立し、ヨーロッパで最高レベルの技術教育が確立しています。工芸科の本校にとっては魅力的な学校です。しかし、本校生にはレクサンド高校でプログラムが用意されていますので、残念ながら教員だけの訪問になりそうです。

本校にとって、外国への生徒派遣は初めてのことであり、まったくの手探り状態です。しかも言葉の壁があり、不安ばかりが先行しています。しかし、昨年当別町でお会いしたレクサンド市教育長ラーシュ・ニイベリィさん、そこにお住まいの博多さん、そして北方圏講座「スウェーデンの学校教育」でお会いしたウラカーリンさんと面識があるというのは強みです。ユーロハンズの小川社長や本校生と一緒にレクサンドで研修するファーマーズの社員がいることも安心感を与えてくれます。

前向きに準備を進めます。目標は、①派遣生徒が有意義な研修をできること、②レクサンド高校とカール・マルムステン工芸高校の教育を調査・研究すること、③スウェーデンの文化やデザインを研究すること、④日本とスウェーデンの国際交流を図ることなどです。この派遣事業を実り多いものにするためには、それらを徹底的に行い本校教育に生かさなければなりません。スウェーデンの教育はフィンラドほど注目されてはいませんが、日本にはない優れたものがあるはずです。それを見つけ出し本校教育に取り入れたいと思います。
by manabinomori | 2008-03-25 22:41 | おと高 高大国際教育
<< ペーパーナイフ 4コママンガ その2 >>