カテゴリ:松前高 書道教育( 92 )
鷗亭記念館
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今日は、佐々木教諭と一緒に北海道立函館美術館を訪問しました。来年度からスタートする書道教育の充実を図るためです。金子鷗亭の作品を収蔵している函館美術館との連携ができればその教育力は高まります。魅力ある学校づくりへの第一歩としての訪問です。
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函館美術館は、オープンした昭和61年(1986年)以来です。そのときは多くの鑑賞者で賑わっていましたが、今日は土曜日だというのにまばらです。そこに多くの時間が流れたことを痛感します。事務室で、副館長の根府文明さん、学芸員の齊籐千鶴子さんとお会いし、鷗亭にいてのレクチャーを受け、私は来年度からの書道教育について説明させていただきました。
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オープンしたとき書道の部屋があり、斬新な印象を受けましたが、それが「鷗亭記念館」であるという意識はありませんでした。会場では、「珠玉の『川端文学燦文集』」が開催されていて、齊籐さんから丁寧なご説明をいただきました。ここには鷗亭の作品が500点も収蔵されているとのことです。ありがとうございました。
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<川端文学燦文集「伊豆の踊子」より 山々の姿が…>です。鷗亭は、「この章句は山々が霞(かすみ)に包まれている情景であるが、墨量を惜しんで渇筆(かっぴつ/かすれた感じを出す)を誘って遠景とし、潤筆(じゅんぴつ/筆をぬらす)によって近景を添えた」と解説しています。美しい作品です。
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齊籐千鶴子さんの著書「金子鷗亭-近代詩文書の開拓者」(北海道新聞社)です。この本がたまらなく欲しかったので、売店で買えてよかったです。これで鷗亭を研究することができます。なんと、佐々木教諭は大学時代に購入していました。
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「函館美術館コレクション選」も購入しました。表紙には鷗亭の『自作句 夏の濤』、蠣崎波響の『楊貴妃図』という、松前が生んだ偉人の作品が掲載されています。そこに現代美術作家の荒川修作の作品があるというのもユニークです。
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本館には、松前出身の画家山口蓮春の作品や、ブールデル、ロダン、ルノアール等の彫刻作品も収蔵されていました。特別展も観させていただきました。

6月に私は新教育課程を決裁しました。いよいよ来年度から書道教育がスタートします。鷗亭にちなんで、「近代詩文書」という学校設定科目も設置しました。書道を特色とする高校は北海道にはありませんので、手探り状態での取組です。自分たちで知恵を出し合い工夫していくしかありません。来年度から専任教員を配置予定ですが、それまでに条件整備をしておかなければなりません。

<平成22年度入学生教育課程>
1年「書道Ⅰ」→2年「書道Ⅱ」→3年「近代詩文書」「応用の書」
by manabinomori | 2009-07-11 18:31 | 松前高 書道教育 | Comments(0)
書に親しむ
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本校に「書道」の授業がもどって来ました。もともと本校では、芸術教科として、「音楽」、「美術」、「書道」が行われていましたが、4間口→3間口→2間口と学級数が減り、芸術教科は「音楽」だけになってしまいました。しかし今年度は、「書道」の学校設定科目として、『書に親しむ』を設置し、今日から実技の授業がスタートしました。
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書道の道具は、中学校時代に使っていたもののようです。
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指導者は、町民に書道を指導している天満谷先生です。楽しい授業でした。
by manabinomori | 2009-06-02 21:10 | 松前高 書道教育 | Comments(0)