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by manabinomori
| 2011-12-16 21:20
| 本 愛はかなしみとともに
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by manabinomori
| 2011-06-13 18:58
| 本 愛はかなしみとともに
実は私のホームページで、アクセスが多いのが「銀のしずく」です。私の知らないところで聴かれているというのも嬉しいことです。当時、穂別高校長だった高島先生とは、「この曲が町で流れるようになるといいね」と冗談で語り合っていたことを思い出します。インターネットの登場はそれを可能にしたようです。『愛はかなしみとともに』の発行者である横山さんと知り合ったのもこの曲がきっかけでした。最近、本の再版に合わせて、「銀のしずく」を聴きたいという声が寄せられています。そこで、初期バージョンとともにYouTubeにアップすることにしました。 『銀のしずく』 歌/Sajaka 作詞・作曲/石塚耕一 銀河の駅で出会った人は 愛は悲しみとともにあるといった 数え切れない星くずの下 僕らはなぜかさよならをいった 銀河の森は季節を越えて 今も夢を語り続けている 流れる星に願いをこめて 古いベンチに銀のしずくひとつ 何億もの光につつまれ 見つめていた 誓い合った壁の落書き 抱きしめて 銀河の駅から人影が消えて かすかに聞こえる星めぐりの歌 落ち葉に埋もれた道の向こうで 君はいつも笑顔をみせていた
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by manabinomori
| 2010-01-23 18:23
| 本 愛はかなしみとともに
このバージョンは、穂別高校創立50周年事業協賛会役員会で、役員の皆さんに聴いていただくために仕上げました。連日徹夜で取り組んでいましたので、拍手をいただいたときはとても嬉しかったですね。いまでもその時のことを覚えています。それにしても、Sajakaさんの声は素敵です。 ![]() ![]()
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by manabinomori
| 2010-01-23 17:45
| 本 愛はかなしみとともに
![]() 書籍『愛はかなしみとともに』の贈呈について 平成21年12月20日に、書籍『愛はかなしみとともに』が再出版されました。この本は昭和44年に穂別高校を卒業した秀樹君と道子さんのひたむきな愛の物語で、鉄道事故で2人が亡くなるまでの日記をまとめ1冊の本にしたものです。当時大きな話題となり、その純粋さが多くの人の涙を誘いました。 平成13年、私は教頭として穂別高校創立50周年記念式典の準備をしている中で、元担任からこの本を預かりました。その美しい愛の姿に驚かされました。そして式典のアトラクションにと、この本を題材にした曲がつくられ、生徒と教員により披露されました。穂別町によりCD化もされました。 そして昨年、偶然その曲を知ったご遺族の方と面会し、『愛はかなしみとともに』の再出版を考えており、全道の高校に寄贈したい(北海道の高校生にぜひ読んでもらいたい)とのご相談を受けました。 『愛はかなしみとともに』は、涙なしには読めない本で、全国の人々に多くの感動を与えました。寄せられた手紙を見せていただいたとき、胸が熱くなったことを鮮明に思い出します。その本がいま再出版されると伺い、時代の変わった今こそ一人でも多くの高校生にこの純粋さと精一杯生きた姿を伝えたいという思いに駆られ、後期研究協議会にて配付させていただくことになりました。各学校で活用していただければ幸いです。 北海道松前高等学校長 石塚耕一 ▲
by manabinomori
| 2010-01-05 21:31
| 本 愛はかなしみとともに
部屋の整理を進めていると思わぬ音源を発見しました。7年ぐらい前にどこかのラジオ局で放送された『愛はかなしみとともに』と『銀のしずく』の紹介です。私は聴いていなかったのですが、ラジオを聴かれた方から連絡を下さったことを思い出します。ありがたいことです。ところで、今回のビデオ編集は“Vegas Movie Studio Platinum 9 体験版”を使ってみました。音楽製作ソフト“ACID”風で使いやすいですね。特に音の波形を大きく表示でき便利です。 ▲
by manabinomori
| 2010-01-01 15:09
| 本 愛はかなしみとともに
![]() 第一部「ある純愛の往復記録」(秀樹と道子の交換日記 高校2年)、 第二部「ある青春と感動の記録」(佐々木道子の愛の日記 高校2~3年)、 第三部「ある人生の苦悩の記録」(宮本秀樹の愛の日記 高校2年~予備校時代) 日記には「十一月七日 晴」のように天候まで記載され、それぞれに副題がつけられています。私も高校や大学時代に、メモのようなものを毎日ノートに書いていました。そのことによって「今」の自分を確認し、「明日」へのエネルギーにしていたのです。このブログも同じようなものかも知れません。二人の日記はそれが高い次元で書かれています。 ▲
by manabinomori
| 2009-12-22 06:45
| 本 愛はかなしみとともに
『愛はかなしみとともに』の再版では、今はもうみることができない富内線や通学途中の写真などが紹介されています。
![]() 「愛する」とは「好き」という気持ちだけではない。 愛するとは、その人に自分を捧げ尽くしたいと願い、 その人と自分がいつも一つでありたいと願う気持ちじゃないかしら。 親の子に対する愛は、 完全に子のために尽くすという形にあらわれている。 そして、恋人同士の愛は尽し合うことよりも、 二人で一人でありたいと願う方が強いみたい。 これは道子さんの「愛とはどういうものか」(7月18日)に書かれているものです。 ▲
by manabinomori
| 2009-12-21 09:46
| 本 愛はかなしみとともに
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by manabinomori
| 2009-12-18 07:10
| 本 愛はかなしみとともに
![]() 『愛はかなしみとともに』再販によせて 平成14年、北海道穂別高等学校創立50周年記念式典の準備を進めているうちに、一冊の本が送られてきました。それは穂別高校卒業生による愛の日記が綴られたものです。その純粋な愛の物語と表現力の高さに、私は驚いてしまいました。それが『愛はかなしみとともに』です。 本書は昭和45年に大和書房より初版が発行され、昭和47年に新装版として大和出版から発行されました。「のこされた純愛の日記」と副題がつけられているとおり、この本は19歳の若さで事故死した、穂別高校卒業の佐々木美智子さんと宮本秀樹さんの日記をまとめたものです。それは「愛すること」や「生きること」の意味を切々と問いかけてくるものです。 恋愛とは、相手を知ることであり、自分を知ることです。そのことによってお互いに成長していきます。それは、人生の中で何ものにも代えがたい喜びが得られるとともに、その過程では様々な戸惑いや苦悩にも直面するのです。この愛の物語は、純粋で知性豊かな2人だからこそ到達できた世界だと思います。そして、それが事実であるが故に心の奥底まで入ってくるのです。 あの人は 汽車の中の私が見えないとしても 手を振るつもりだったのだろうと思う。 私が手を振り返すと、 驚いたかのように一度手を止めた。 私はあの人が見えなくなるまで手を振った。 見えなくなると たまらなくなって 涙が流れてきた。 (佐々木道子) 列車の中での一瞬のできごとですが、道子さんらしい優しさと思いやりが感じられます。何度読んでも心を打たれます。その心の美しさに触れてしまうと涙が止まらなくなります。 道子さんは、相手の心を読み取る優れた感性を持っていました。それがこの日記を質の高いものにしています。その感性を生かしながら、自分自身をみつめ成長していきます。人生を前向きにとらえ、よりよい自分をつくりだそうとする姿勢はとても素敵なものです。 今でも ぼくの心ははっきりしている 君なしでは ぼくは ぼくにもなれない (宮本秀樹) 秀樹さんの書いたこの文はとても素直です。そして彼を支えていたのが道子さんであることを明確にします。恋愛とは、他人であった2人が1人になろうとする行為です。そのことによって、お互いに大きく成長することができますが、一方では1人でいることがたまらなく辛くなるのです。 秀樹さんはとても強い人です。自己主張することができ、夢を描き出す力も持っています。しかしその内面はガラスのように繊細な部分も感じられます。道子さんとのコミュニケーションにより、自分自身のアイデンティティーを確立させていたのでしょう。 さて、2人の日記を読んで感じたことは、1日1日がとても充実していたということです。2人には優れた感性があり、それがあったからこそ豊かで密度のある時間をつくり出すことができたのだと思います。愛することとは、自分を知ることであり、相手を大切にすることであるということが丁寧に描かれています。 私は『愛はかなしみとともに』をもとに、創立50周年記念賛歌として『銀のしずく』を完成させました。作詞にあたっては、この物語をベースに2人が通学に使った国鉄旧富内線にある富内駅を取材しました。旧富内駅は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にちなんで、銀河ステーションと名付けられています。 ある日、作詞がはかどらず旧富内駅で夜空を見上げていると、突然、歌詞とメロディーが舞い落ちてきました。それは、それはまるで2人が私に与えてくれた贈り物のようでもありました。 平成14年10月26日、創立50周年記念式典が予定通り開催されました。式典のアトラクションには、私が作詞作曲した『銀のしずく』が生徒と教員によって披露されました。私はただ瞳を閉じてそれを聴いていました。2人への感謝の気持ちとともに。 銀のしずく 銀河の駅で出会った人は 愛は悲しみとともにあるといった 数え切れない星くずの下 僕らはなぜかさよならをいった 銀河の森は季節を越えて 今も夢を語り続けている 流れる星に願いをこめて 古いベンチに銀のしずくひとつ 何億もの光につつまれ 見つめていた 誓い合った壁の落書き だききしめて 銀河の駅から人影が消えて かすかに聞こえる星めぐりの歌 落ち葉に埋もれた道の向こうで 君はいつも笑顔をみせていた 何億もの光につつまれ 見つめていた 誓い合った壁の落書き だききしめて 『銀のしずく』は思わぬ評判を呼び、穂別町のご支援によりCD化され、インターネットでも配信していました。平成20年、道子さんの妹である横山愛子さんが偶然それを発見し、私と会うことになったのです。 最後に、読者の皆さんから寄せられた手紙の一部を紹介します。 「2人の清らかな心に感銘しました。この本は私の精神です」 「道子さんの美しい心に打たれました。私の心にいつまでも生き続けることでしょう。」 「この本とのめぐり逢いに感謝せずにはいられません。」 「これほど美しく生きた人はこの世に何人いるでしょうか。2人が得たものは80年の生涯よりも充実しています。」 「この本の持つ崇高さに驚きました。私はこの本に救われました。」 「私は今までとは違う感動に何度も涙しました。2人のために元気いっぱい生きようと思います。」 読まれた方は、この本に出会えたことを心から感謝しています。そして、それぞれの心の支えになっているのです。一冊の本が、人の生き方さえも変えてしまう力があるのです。 『愛はかなしみとともに』は、これからも多くの読者に感動を与え、愛することの喜びと生きることの尊さを教え続けていくことでしょう。 石塚耕一 ▲
by manabinomori
| 2009-12-17 23:21
| 本 愛はかなしみとともに
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